1960年代に育ったアルトン氏は、宇宙探索と深海探索が大好きだったそうです。このサブマリーナーは、彼が主に料理をするときに使用する時計だそうで、ダイバーズウォッチを代表する時計として絶対持つべきものだと話す。アルトン氏曰く、このRef. 6205の小さなリューズとスリムなケース、そしてミラーダイヤルがお好きだそうで、スーツに合わせるのも好んでいる。
ニバダ・グレンチェン デプスマスター
Nivada Grenchen Depthmaster
この時計は、アルトン氏の生まれた年に製造された時計で、親戚からのプレゼント。
このニバダ・グレンチェンは、生まれ年の1962年に製造された時計で、何年も前に親戚からプレゼントされたもの。アルトン氏には、大変思い入れのある時計なのだそう。ロレックス サブマリーナケースは、小さいパネライのような形をしており、特徴のある文字盤は、まるでパックマンが数字を見ているようなデザインだ。
チューダー サブマリーナーRef. 7021 “スノーフレーク”
Tudor Submariner Reference 7021 'Snowflake'
このチューダー スノーフレークサブは、旅の相棒。
チューダーはアルトン氏曰く、保守的な兄貴分のロレックスとは違って、想像力旺盛な弟のようだと言う。このRef. 7021は、ブルーの文字盤とスノーフレーク針を気に入っていて、もともとサイクロプス付きのサファイア風防がはめ込まれていたが、あまり気に入ってなかったそう。このチューダー サブは、アルトン氏が旅行に行くときによく使用する時計なんだとか。
父親のオメガ シーマスター・クロノストップ
Omega Seamaster Chronostop
このオメガ クロノストップは、元はアルトン氏の父親が持っていたもので、数十年行方不明になっていたものをeBayでたまたま見つけて買い戻したものだそう。
この時計にまつわる物語は、過去4年間に伺ってきたTalking Watchesの中でも最も信じがたいストーリーがあった。アルトン氏のお父様は、彼がまだ10歳だった1973年に亡くなったその日も、このオメガ クロノストップを腕に着けていたそうだ。その後、アルトン氏のお母様はその時計をアルトン氏に渡したのだが、大学時代に彼のアパートに泥棒が入り、時計は盗まれてしまった。皆さんのご想像の通り、アルトン氏は父の形見の時計を失ったことで大変ショックを受けたが、決してあきらめず時計を探し続けたのだった。
数十年後、盗まれた時計をアルトン氏はついにeBayで販売されているのを見つける。お父様の、何でも細かくメモする性格のおかげで、このひどく摩耗した時計がまさに父の形見だと確認することができたので、無事買い戻すことができたという。また、アルトン氏は、元のオリジナルパーツをストックしている時計メーカーを見つけて、記憶に残っている元の時計の状態に戻してもらったのだそう。
お父様の形見のこのオメガ クロノストップは、アルトン氏のとっておきの時計コレクションの中でも最も大切なもののひとつであり、よく使っているそう。特に空中待機飛行時には、この時計の1分計によるストップウォッチ機能が大変実用的と話してくれた。